息子が日本語補修校に通い始めて1年が過ぎようとしています。
通い始める前は一言も日本語を話さなかった彼が少しですが日本語が口から出てくるようにはなりました。
ひらがな、カタカナも書けるようになり最近は漢字の練習もしています。
学年末にあたり文章作成でこの一ヶ月の間毎週の宿題は日記のような作文を3つ書くことです。
その中から先生がいいと思ったものを一つを全学年一緒の文集に載せることになっています。
この度先生が選んだのはこの作品
題名”ぼくのおとうさん”
ぼくのおとうさんはかっこいいです。
ぼくのおとうさんはゆうきがあります、そしてつよいです。
ぼくのおとうさんはいちばんです。
先生は赤い字で
本当にせいぎのおとうさんはいちばんです。
と感想を書いてくれました。
息子が大きくなってもずーっとこの気持ちを持っていて欲しいものです。
もし息子が私の作文を書くとしたらなんと書くのでしょう?
おかあさんは口うるさいです。
おかあさんは遊んでばかりだし、甘いものばかり食べてます。
ぼくのおかあさんはもっとはたらいたほうがいいとおもいます。
なんて書かれたらどうしよう。
子供は正直だから怖いよね。
昨日は補修校の授業でたこ焼きを作りました。
たこ焼きを食べるのは初めてで、口に入れたとたん吐き出してしまうというなんとも日本人らしからぬ
事をしてしまった息子でした。よっぽどドイツ人の生徒(両親がドイツ人なのにわざわざ日本語を習っている子達がいるのよ。)のほうがおいしいと食べている姿を見て母親としては少し情けなくなってしまいました。
でも、日本語補修校に通っているおかげで色々体験できてとても良かったです。